4G(LTE)は、いまのところ...
日本での LTE サービスについて、2012年3月に、EMOBILE LTE が開始しました。2010年12月からは、docomo Xi が開始しています。
2012年3月時点で、わたし個人的に LTE に関して考えていることを、つらつら書いてみようと思います。
まず、わたしの自宅は、docomo Xi、EMOBILE LTE のどちらのサービスエリアにもなく、どちらも 2012年後半にエリアとなる計画のようです。そもそも、モバイルサービスですので、自宅は関係ないようでもありますが、じっくり試す環境として、自宅エリアは外せないところです。
ただ、急いで試したいということでもありませんでした。
それは現在、 UQ WiMAX と EMOBILE G4 が満足できているということと、2013年からというわたしの計画「わたしの次世代モバイルデータ通信への移行プラン」があるからです。
しかし、誤算もあります。2009年から現在まで、モバイル・ルーターと WiFi 機器という組み合わせで利用してきていますが、Android スマートフォンの性能向上とラインナップ品揃え、アプリやサービスの対応が、これまでのモバイル WiFi 機器よりも顕著に進んでいることと、2.4 GHz 帯の WiFi の混雑が予想以上に進んでいることです。
そのようなこともあり、高性能な LTE 対応 Android スマートフォンに高い関心を持っています。
この LTE 対応スマートフォンに関して気がかりな点をひとつあげると、バッテリーの持ち具合があります。これまでよりも高速なデータ通信を実現していることもあり消費電力も大きくなることが想像できます。また消費電力については、3G との共存という点でも個人的に気になりはじめています。
スマートフォンの選択には、本体サイズ、Display の解像度、 SoC の性能、バッテリーで通信可能な時間、など、いろいろと検討項目がみえてきています。
さて、LTE は、4G(LTE)などのように表示されています。LTE は 3.9G なのか 4G なのか。LTE は 4G のひとつ手前という認識でわたしは許容しています。
では、そもそも 4G と呼ばれていたのは。IMT-Advanced 規格に承認されている LTE-Advanced と WiMAX2 (IEEE 802.16m)の2つです。50 Mbps から 1 Gbps の高速な無線通信が可能な方式であることが特徴とされています。
WiMAX2 については、UQ WiMAX が 2013年にサービス開始をする計画を明らかにしています。LTE-Advanced については、docomo が 2016年以降にサービス開始したいとの意向が伝えられています。
これらの 4G サービスが開始したとしても 3G との共存は続くとみられています。
モバイル通信サービスの利用は、対応するデバイスの購入からはじまります。デバイスには好みがあります。そして利用場所がサービスエリアでなければなりません。
端末の価格と期間の縛り。月々の通信料金と割引適用期間。料金と時期も利用開始に大きく関係します。
いつから、どのようなデバイスを、どのサービスで。まだ、しばらくのあいだは計画できそうにありません。