パケットからギガバイトへ
携帯データ通信料金の計算単位としてパケットが長らく使われてきています。
パケットは、単に料金計算の単位としてだけではなく、データ通信プロトコルにおけるデータ伝送単位という意味もあります。
数ヶ月前に、ちょっと気づいたことがあります。
それは、ドコモの Xi の料金説明では、ギガバイト(GB)が使われているということです。
1 パケットは、128 バイト(B)になります。
そして、1 ギガバイト(GB)は、1,073,741,824 バイト (B)になります。
よって、1 ギガバイト(GB)は、8,388,608 パケットと計算できます。1,073,741,824 バイト(1 GB) ÷ 128 バイト(1 パケット) です。
書くまでもないかもしれませんが、参考までに、
1 キロバイト(KB)は、1,024 バイト(B)
1 メガバイト(MB)は、1,024 キロバイト(KB)
1 ギガバイト(GB)は、1,024 メガバイト(MB)
となります。
ギガバイト(GB)に変わったのは、パケットでは桁が多くなりすぎる・・・からでしょうか・・・。
さて、わたしが利用している UQ WiMAX では、月ごとの利用パケット数を照会することができます。
だいたい、90,000,000 パケットから 100,000,000 パケット、最高でおよそ 150,000,000 パケットでした。
100,000,000 パケットは、およそ 12 ギガバイト(GB)になります。
ドコモの Xi では、5 ギガバイト(GB)を超えると 2 ギガバイト(GB)ごとに追加料金が発生するしくみです。今後開始する高速無線データ通信サービスでは、このようなしくみが一般的になることが予想されます。
とすると、わたしの場合、どのくらいの料金になるのか、と考えると・・・。
現在、インターネットは外でも家でも WiMAX 回線を利用していますが、将来的には、家ではやはり固定回線となるのかもしれません。あるいは、将来は追加料金額によっては、WiMAX2 などの高速データ通信サービスと WiMAX の2回線で使い分けるというような、いくつかの組み合わせもありそうです。
また、データ通信量の節約を考えるタイミングなのかもしれません。OS やアプリケーションについては、ネットワークアップデートの頻度や量が少ないものを選定する、YouTube などの動画視聴時間を制限するなど。