radiko.jp のバッファ機能を都営地下鉄の車内で試す
iOS、Android アプリで提供されている radiko.jp アプリには、最大3分のバッファ機能があります。この機能の注意点は、番組内容も3分ほど遅延します。
このバッファ機能を利用して、都営地下鉄の移動する車内で連続再生を試みました。駅間が3分以上ある場合は、できないことがあきらかなのですが、駅間が短い区間が多い地下鉄路線なら、ひょっとしたら可能かもしれないと思いました。
iPod touch で、実際にやってみると、思ったよりもうまくいきました。
利用する通信手段は、駅で利用できる公衆無線 LAN サービスです。駅に停車中のうちにバッファリングして、走行中にそのバッファ分を再生します。
ただ、駅停車中の通信状態がポイントになり、いつでもうまくいくわけでもないようです。
公衆無線 LAN サービスに UQ Wi-Fi を利用した場合です。2、3駅を過ぎるたびに、ブラウザからログイン手続きが必要になるようです。駅に停車したときにログイン状態をチェックしていれば、連続して再生できました。
この点、ドコモの Mzone サービスで自動ログインを設定しておくと、ログインの操作を特に行わないで連続再生できました。この自動ログインの設定方法は、 PC 向けに公開されているものですが、iPod touch でも設定可能なようです。
また、駅に到着すればすぐに必ず公衆無線 LAN サービスに接続できるというわけでもないようです。ホームのアクセスポイントから距離があるとつながりにくいようです。停車中に十分にバッファリングできないと、走行途中で途切れてしまいます。
ということで、できることはできるのですが、実用的でもないようです。
試してはいないのですが、Android スマートフォンや iPhone で駅停車中に 3G を利用すれば、もっと確実なのかもしれません。それでも、ラッシュ時は駅の混雑でつながりにくくなりそうな気もします。