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2010年の出来事でとりあえずひとつだけあげるとすれば ... iPad 発売

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2010年の印象に残る出来事でとりあえずひとつだけあげるとすれば、2010年4月に米国でアップルから iPad が発売されたこと。

およそ 1ヶ月後の 2010年5月28日には、日本、カナダ、オーストラリアなど9カ国でも同日に発売が開始されました。世界の複数国で一斉発売開始ということからも、存在感の大きさを感じます。

 

これまでの iPod touchiPhone で評判のマルチタッチという操作方法を採用し、これはディスプレイに指先で触れてアクションを加えることで画面をスクロールさせたり、ページを切り替えたり、そのほかの操作に対応しています。iPad iPhone よりも大きなディスプレイ上でタッチ操作します。PC のキーボードやマウスによる操作に比べて、感覚的で操作しすいと評価されています。

iPhone の強みは、なんといってもアプリケーションの存在が大きいと感じています。また、利用してみたいと思ったアプリケーションはダウンロードしてインストールするのですが、この一連の操作が利用者にとって、とても軽い負担ですんでいるように思います。iPad でも同じことがいえそうです。

iPad は 9.7 インチのディスプレイで、1024×768 ピクセル表示。電子書籍端末としての利用にも注目されています。

 

iPad の発表には、アップル最高経営責任者 スティーブ・ジョブズ氏がプレゼンテーションを行い、これも話題となりました。ステージにはリビング用のソファーとテーブルが用意され、ジョブズ氏はソファーに腰掛け、iPad を手に取りながら iPad の説明を進めた模様です。iPad の中心的な利用シーンとしてもみられています。

リビングのテーブルに TV リモコンがあったりすると、とりあえずリモコンを操作して TV を観たりすることがよくあると思いますが、テーブルに iPad があったとすると、iPad を手にしてなにやら操作しはじめるような習慣になったりもするのではないでしょうか。

これまでの何気ない生活習慣にも、ちょっとした変化があるかもしれません。

 

この iPad は、デジタルデバイスの利用者層や利用シーン、家庭向けデジタルデバイスの今後の計画などについて、多くの人になんらかの変化を生じさせているように感じられます。

も軽い

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