SuperTalent FPM32GLSE 1年後のベンチマーク
Eee PC S101 の SSD を SuperTalent FPM32GLSE に交換して、約1年になります。
「Eee PC S101 の分解・組み立てを終えて」という記事を昨年2009年に投稿しています。Eee PC S101 の分解・組み立てについても記事で簡単に触れています。
そしてこの1年、Eee PC S101 は安定した動作を続けています。
このときは、とくにベンチマークを実施していなかったのですが、1年経って、ベンチマークを実施してみようと思い立ちました。
ベンチマークソフトは、CrystalDiskMark 3.0 http://crystalmark.info/software/CrystalDiskMark/ です。このバージョンでは、「4K QD32」というテスト項目が追加され、テストファイルサイズに 2000MB と 4000MB が追加されています。
解説によると、「QD32」は、同時に発行される命令数(Queue Depth:QD)を32でテストするとのことです。そして、複数の読み込み・書き込み命令を同時に受け取ったときのパフォーマンスを測定するのが目的になります。
テストファイルサイズを変更して何度か実施してみました。
さて、まず、一般に行わることが多いようにみられる 100MB です。
つぎに、500MB です。
続いて、1000MB です。
最後に、2000MB です。
Read については、ファイルサイズによる影響はほとんどないようです。Write については非常に影響を受けている様子がわかります。
ちなみに、MLC タイプの SSD の寿命を考慮して、テスト回数は1回または2回と、控えめに実施しています。実施のタイミングによって測定結果が大きく変わることがあるようですので注意です。たとえば、500MB で実施したときのもうひとつの測定結果です。