Intel(R) WiFi Link 5300 AGN の詳細設定
以前に ASUS Eee PC S101 についての記事
「Eee PC S101 の無線 LAN アダプターを交換」
にて、Eee PC S101 の無線 LAN アダプターを、Intel WiFi Link 5300 に交換したことを書きました。
また、KOHJINSHA SX3WX06MAD についても
「KOHJINSHA SX3WX06MAD を Windows 7 にアップグレード」
にて、SX3WX06MAD の無線 LAN アダプターを、Intel WiFi Link 5300 に交換したことに触れています。
Eee PC S101 と SX3WX06MAD でのインターネット接続には、UQ WiMAX を利用しています。シンセイコーポレーションの WiMAX Wi-Fi モバイルルータ URoad-5000 と WiMAX データ通信端末 UD03SS の組み合わせです。
ちなみに、URoad-5000 については、iPod touch の無線 LAN 機能からも UQ WiMAX のインターネット接続するために利用していることを、このブログで数度、記事投稿しています。
Eee PC S101 と SX3WX06MAD とで同じ Intel WiFi Link 5300 に交換したのですが、ネット動画などを視聴していると、どちらも同じように途切れるような現象が多く発生していました。URoad-5000 の無線 LAN との相性といっていまえば、それまでです。
ただ、ディスクトップ PC で使用している PLANEX の無線 LAN アダプター GW-USMicroN では、同じように URoad-5000 を利用して視聴しても途切れることがありませんでした。そのようなこともあり、あきらめ切れずにいました。
Windows 7 にアップグレードして、現在の Intel WiFi Link 5300 のドライバーのバージョンは、 13.0.0.107。
ひまがあれば、このプロパティの設定をいじっていました。その今の内容をいくつか書き出してみます。
40MHz チャンネル幅非互換 : 無効
802.11n モード : 有効
スループットの増加 : 有効
バンド 2.4 用 802.11n チャンネル幅 : 自動
バンド 5.2 用 802.11n チャンネル幅 : 自動
ローミングの積極性 : 中
ワイヤレスモード : 802.11b/g
混在モード保護 : RTS/CTS 有効
送信パワー : 最高
「802.11n モード」を「有効」、「バンド 2.4 用 802.11n チャンネル幅」を「自動」とすることで、URoad-5000 とのリンク速度は、150.0 Mbps となっています。もちろん、URoad-5000 の設定でも、802.11n を有効にするなどの対応をしています。ただし、実際に通信を行っていると、このリンク速度は頻繁に変化するようです。
「送信パワー」を「最高」、「混在モード保護」を「RTS/CTS 有効」にすることで、途中で途切れるような現象は減少しました。
加えて、 Windows 7 の「電源オプション」(コントロールパネル内)の「詳細設定」にある、「ワイヤレスアダプターの設定」の「省電力モード」について、「バッテリ駆動: 最大パフォーマンス」と設定することによって、バッテリ使用中でも、途中で途切れるような現象はなくなっています。
これで、プロパティなどの設定から開放されれば・・・と思っているのですが。しばらく、これで様子をみていきたいと思います。