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2009年のわたしのメインテーマは WiMAX でした

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今年2009年を振り返ってみると、わたしの最大のテーマは、 WiMAX だったといえます。

モバイル WiMAX サービスについては、2008年ごろから関心を持つようになり、わたし自身が実際に利用し始めるのは、2010年夏ごろを予定していました。UQ WiMAX http://www.uqwimax.jp/ が、2009年2月に試験サービスを開始して、2009年7月に本サービスを開始。それから1年ぐらい様子を見て、という計画でした。

ところが、2009年3月に募集していた @nifty WiMAX 試験サービスモニター に応募したところ、当選。この試験サービスを利用できたことが、UQ WiMAX の利用を 2009年夏からはじめるきっかけのひとつとなりました。当初の計画より1年早めたことになります。

@nifty WiMAX試験サービスモニターは、2009年3月から 2009年6月まで行われました。このときの様子は、「@nifty WiMAX 試験サービスモニター特集」(iseeit.jp サイト)で紹介しています。このときのポイントをいくつかあげてみます。

 

自宅では、USB 延長ケーブルを利用。これは現在も使っています。「UQ WiMAX の自宅での利用は UD03SS と USB 延長ケーブルで」の記事の中でも紹介しています。

2009年3月時点で、わたしの手持ちの PC はデスクトップ PC だけ。ノート PC は手放していました。屋外での WiMAX 接続を試すために、取り急ぎ購入したのが KOHJINSHA SA5KL08A でした。CPU は、AMD Geode LX800 という 500 MHz のプロセッサ。ファンレスのため、静音です。これをきっかけに静音へのこだわりが生まれました。ただ、やはり CPU パワーの不足感は感じられました。

この KOHJINSHA SA5KL08A では、無線 LAN アクセスポイント機器を有線 LAN 端子につなげ、Windows XP の ISC(インターネット接続共有機能)を利用して WiMAX 接続を共有にすることによって、iPod touch無線 LAN 機能で WiMAX のインターネット接続を利用することを試しました。

さらに、PLANEX GW-USMicroN という無線 LAN 子機が持っているソフトウェアアクセスポイント機能でも試してみました。

なお、2009年5月には、KOHJINSHA SC3WX06AS に買い換えました。インテル Atom プロセッサに興味を持つようになり、また、コンバーチブル型のタッチパネルを利用してみたかったことがあります。

 

UQ WiMAX の利用を 2009年夏からはじめるもうひとつのきっかけとなったのが、シンセイコーポレーションから WiMAX Wi-Fi モバイルルータ URoad-5000 が発売されたことです。「UQ WiMAX 利用開始 - UD03SS と URoad-5000 そして iPod touch で」の記事の中でも紹介しています。iPod touch の無線 LAN 機能で WiMAX のインターネット接続を利用することに、とても関心が高かったといえます。

 

@nifty WiMAX試験サービスモニターが終了した 2009年6月に、KOHJINSHA SC3WX06AS を手放しています。2009年8月から UQ WiMAX の利用を開始したことから、2009年9月に ASUS Eee PC S101 を購入しました。薄くて軽くて静音動作がポイントとなりました。この時期に限定価格で販売されていたこともポイントです。この機種で SSD をはじめて利用しました。「Eee PC S101 を購入してみました」で記事投稿しています。

さらに、KOHJINSHA SX3WX06MAD も購入しています。タッチパネルの利用を進めてみたいという点がポイントとなっています。こちらもこの時期に限定価格で販売されていたこともポイントです。Windows 7 にアップグレードして、Windows XP にはなかった Tablet PC 機能が利用できるようになりました。「KOHJINSHA SX3WX06MAD を Windows 7 にアップグレード」で記事投稿しています。

 

Eee PC S101 と SX3WX06MAD からのインターネット接続にも、URoad-5000 を利用しています。このことが、それぞれの無線 LAN モジュールへの関心へと向かいました。

 

このように振り返ると、今年 2009年は、モバイル WiMAX の利用スタイルから、デバイス、そしてデバイスのハードウェアモジュール構成へと、関心を深めていくことになった1年のように感じられます。

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