WiMAX と Wi-Fi の相性
2009年8月から WiMAX データ通信アダプター UD03SS と WiMAX Wi-Fi モバイルルータ URoad-5000、そして iPod touch で UQ WiMAX をほぼ毎日利用しています。
この Wi-Fi 環境で iPod touch の Safari で Web を閲覧していると、気になるのがスピード。WiMAX データ通信アダプター UD03SS を PC の USB 端子につなげて Web 閲覧しているときよりもスピードが遅いのが感じられます。
PC の USB に UD03SS を直接つないで利用したときと、WiMAX Wi-Fi モバイルルータ URoad-5000 を経由して PC の Wi-Fi アダプターで利用したときとでスピードを比較してみると、直接つないだ時よりも3割から4割ほどスピードが落ちているようです。ただ、WiMAX 電波の送受信位置が多少異なりますので、単純には比較できない点もあります。
ADSL + 100BASE-TX(有線 LAN) と ADSL + Wi-Fi とでスピードを比較してもこれほどの差異はありませんから、スピードに関して WiMAX と Wi-Fi の相性の悪さを感じ取ることができます。
とはいっても、 UD03SS と URoad-5000 の Wi-Fi 環境で、iPod touch の Safari ではわたしの許容範囲内のスピードで閲覧できています。iPod touch のほかのアプリケーション「乗換案内」や「ウェザーニュース」、「GNReader」なども許容範囲内のスピードで更新ができています。
ただ、「産経新聞」アプリケーションは、かなり遅いです。きょうの紙面では、1時間で11ページまでしか完全に更新できませんでした。iPod touch の一部のアプリケーションとの相性の悪さも感じられます。
>2009年9月27日追記。シンセイコーポレーション http://www.shinseicorp.com/ から 2009年9月25日に URoad-5000 のアップデートファイルが公開されました。(ブログ記事「URoad-5000 ファームウェアアップデート公開」。)このアップデートを適用してみると、iPod touch のアプリケーションのデータ更新にかかる時間がだいぶ速くなっています。「産経新聞」アプリケーションではその違いが明らかです。相性は改善されたようです。